MIZUHO ASSOCIATION GROUP

理事長挨拶

理事長 清水 肇
理事長 清水 肇
医療法人社団みずほ会
理事長 清水 肇

夢と情熱が紡ぐ、歯科医療の未来

医療法人社団みずほ会は、広島市南区金屋町で私の父、清水徹が清水歯科を開業し、現在本院となっている紙屋町へ移転、分院を開業するところからスタートしました。
当時、休日にドライブといえば次期開業候補地を見に行くというのが恒例で、子どもにとっては退屈な休日の過ごし方だったかもしれませんが、父が楽しそうに夢を語って仕事をしている姿に、安堵感のようなものが湧いていたのを想い出します。

人口も増加傾向にあり、団地がどんどん整備されていた時代でしたので、地域の方々からのオファーにより分院を開業したこともあったかと記憶しています。 しかしながら、高齢化社会が重要視され始めた頃、それは外来患者数が将来減少するということと同時に、要介護の高齢者の治療をどうやって担うのかという問題が業界全体にのしかかります。 ちょうどその頃、特別養護老人ホームから訪問診療のご依頼があり、介護保険導入前でしたが、徹理事長が率先して診療に伺いました。

患者様の生活を支える歯科医療へ

その時の経験から、施設以外の居宅へお住まいの高齢者への訪問診療の必要性も確信し、訪問診療部が誕生しました。 現在、東京、神奈川、名古屋、岡山、広島、山口に15医院、訪問診療部、コロナ歯研、みずほ居宅支援事業所と計18事業所で診療を行っています。

徹理事長が2018年に他界し、私が理事長を引き継ぎました。
在学中から訪問診療にも携わらせて頂いていましたので、横浜のアーク歯科クリニックを開業すると同時に訪問歯科診療も積極的にさせて頂いています。
訪問歯科診療ではケアマネージャーさんから新規のご依頼を頂いてから、その高齢者宅へ診療に伺うのですが、こんなにひどい状態になるまでよく我慢されたなと感じる方がほとんどで、歯科医師として胸が痛みます。
食事が出来なくなると歩行も出来なくなり、QOL(クオリティライフ・生活の質)も低下していきます。

「食べることは生きること」

QOLを維持向上するためには、美味しくご飯を頂くことが不可欠ではないでしょうか。
要介護であっても美味しくご飯を食べて、ご自身はもちろん、ご家族も幸せな気持ちになって頂きたい。 そんな想いから、医療法人内に介護支援事業所を立ち上げ、いち早くお口の異変に気が付きQOLの維持向上に貢献できるケアマネージャーの育成をしています。

現在、高齢社会となり、外来と同じく、訪問診療の窓口が必要不可欠となっています。 先代が自ら行い始めた訪問歯科診療。
医療法人社団みずほ会では、訪問歯科診療部だけでなく、ほとんどの分院で訪問歯科診療を行っています。

最後になりましたが、医療法人社団みずほ会の「みずほ」は徹理事長の出身地から頂きました。 瑞穂は水もきれいで米どころ。稲穂は成長して実るほどに頭が垂れてきます。
稲穂のように謙虚な心と姿で、患者さんと地域の方々に必要とされる歯科医療従事者でありたい私たちです。

理事長 清水 肇
理事長 清水 肇
社会福祉法人ともえ福祉会
理事長 清水 ひとみ

様々な方のご理解と支援があったからこそ今がある

社会福祉法人ともえ福祉会は、昭和50年にともえ保育園の開園と共に発足致しました。
令和4年で法人創立50年を迎えます。
これまで色々と問題も起きたりしましたが、都度クリアしながら今日まで運営を行って参りました。これもご利用者、地域、行政、職員、関わって頂いている方々のご理解とご支援があってこそと心から感謝しております。

私が理事長をお引受したのが平成22年で、当時はともえ保育園のみを運営していました。
その数年前に行政を巻き込む大きな問題が起こり、存続の危機もあった様に聞いており、職員、ご利用者の皆さまには不安やストレスを抱えるしんどい時期であったと察しています。
理事会に対する不信は当然あったでしょうから、職員やご利用者さんから向けられる目が厳しかったのを想い出します。ただ、法人本部組織に問題はあったのでしょうが、ともえ保育園の保育方針、実際の保育はしっかりしていて、インテグリティ(統一性)がある保育園でした。
私がとやかく言うまでもなく、もし私に子どもや孫がいたら通わせたいなぁと感じる保育園です。
ゴタゴタに巻き込まれることなく子どもの最善の利益を優先して保育を行ってきたんだと、すぐに察し、同時に園長、事務長、職員へのリスペクトと信頼が湧いてきました。 それから14年経ちましたが、その当時の感覚や気持ちは心にあって、度々想い出されます。

高齢者施設を経営する喜びと厳しさ

平成25年に特別養護老人ホームともの家を開設し、現在、福祉施設を2か所運営する法人となりました。 グループ会社で有料老人ホームを経営し、私も関わっておりましたので、高齢者施設を経営するよろこびも厳しさも理解している中での開設です。 日本の未来に何が起きて、何を求められるのか。
高齢者施設の存続は不可欠で、その中でも特別養護老人ホームは社会から求め続けられると私のなかで確信がありました。
高齢者施設を経営する厳しさを体験し、経験してきたので、不安もありましたが、職員という仲間に支えられ、理事、評議員、地域の方々に見守られ、開設3か月でほぼ満床、安定した運営が行えています。
開設から10年、利用者さん、地域の方々の本音や希望をもっともっと聞かせて頂ける関係性を築き、それに応えられる施設づくり、基盤づくりがこれからの目標です。

職員全員と目線を合わせるための経営計画書

私どもは平成27年より毎年度経営計画書を作成しています。
直近の経営計画書、決算書はこのWEB上で閲覧可能ですので、ぜひご覧下さい。
コロナ前までは、外部ゲストも招待し経営方針発表会も行っておりましたが、現在は各施設でのみ行っています。
この経営計画書は職員全員で作成していて、アルバイト、派遣の方も含めて職員全員、ご希望された利用者さん、お取引先、関係者の皆さまへ配布しておりますが、この取組みを始めた頃から互いの信頼関係が深くなってきた様に想います。
経営計画書を作成するきっかけとなったのは、管理者全員が決算書を読めるようになるという目標で行った内部研修でした。
理事を引受けて下さっていた故 野口孝志さんが講師で、各施設の管理者全員が月一度3時間集まって、勉強しながら探究する、いわゆる経営研究会です。 法人は同じでも運営している場所もジャンルも違い、お互いに気付きを得られる素晴らしい触発の場でした。 その経営研究会で探究していく過程で見えてきたものを、せっかくだから残そうということで冊子にし、職員全員が同じ方向を向きたいという気持ちから、職員全員に配布したのが始まりです。
作成した当初の経営計画書は白黒で文字のみで、決して楽しくなるようなものではなかったので、法人、施設の目指す未来がイメージしやすく、手にとって見るのが楽しくなる様にとカラーのイメージ図をイラストレーターの方に依頼して作成するようになりました。
私も事あるごとに冊子をめくり、そうだった、そうだったと軌道修正したり、展開を考えるのに使っています。

この経営研究会や経営計画書の作成を通して、管理者を中心に職員全員が運営を考えることで、当事者意識が自然と湧いてきたのではないかと感じます。
細かく見れば、至らない点が多々あるでしょう。
けれど、利用者さん、地域、行政、お取引先、理事会、様々なパートナーの立場に立って考えてみようとする姿勢が、この世界で生きていく上で、大切な事の一つではないでしょうか。 その姿勢があってこそ、私たちの理念に近づけます。 「私たちのかかわる全ての人が幸せだと言える社会をつくる」 そんな社会を皆さんと一緒に実現出来るように、職員一同精進して参ります。

法人概要

医療法人社団みずほ会

医療法人社団みずほ会
法人名 医療法人社団みずほ会(広島)
設立 1979年 3月
理事長 清水 肇
住所 〒730-0036 広島県広島市中区袋町5-13 JDS袋町ビル 5F
TEL (代表番号) 082-242-0102
FAX 082-242-2553
関連企業 J.D.S株式会社
医療法人社団みずほ会ホームページ

社会福祉法人ともえ福祉会

社会福祉法人ともえ福祉会
法人名 社会福祉法人ともえ福祉会
設立 1975年 7月
理事長 清水 ひとみ
住所 〒730-0001 広島県広島市中区白島北町18番5号
TEL (代表番号) 082-228-6088
FAX 082-228-6096
社会福祉法人ともえ福祉会ホームページ